『われわれはなぜ嘘つきで自信過剰でお人好しなのか』を読んだ(´_ゝ`)
めちゃくちゃ面白い。
もともと購入はしていたものの、積読だった本。
とある人が「面白い」と言ってたので読んでみたらその通り。
そして非常に読みやすい。
もともとの文がいいのか翻訳者がいいのかわからんが、速読したつもりもないけどスゴイ速さで読み終わった(´_ゝ`)
一番面白かったのが、イノベーションのあたり。
車輪付きスーツケースの事例も面白かったし、女性が理系分野に少ない理由もうまく説明されている。
理系学部に女子枠を設けようとしている人たちはこれを読むべきだね。
女子の人数を無理やり底上げしたところで、社会的な意義はなにもない。
差別に繋がるのはよくないが、性差はやっぱりあるよ(´_ゝ`)
あとダロン・アセモグルが引用されててニヤリとした。
カーネマンもそうだけど、やっぱりノーベル経済学賞取る人はそこかしこで引用されとるね。
そしてこの本はこういう系の書籍には珍しく、幸福への近づき方の具体的な方法も提示している。
ものを買うときは、所有欲を満たそうとするのではなく、それによって得られる体験をイメージして買うと幸福が長続きしやすいとか。
今後それを意識して買い物していこうと思う(´_ゝ`)
半年とか一年後とかに、少し内容を忘れたころにもう一回読みたい本だった。