『ファーマゲドン』という本を読んだ(´_ゝ`)
もともと『フード・インク』や『キング・コーン』、『ありあまるごちそう』といったドキュメンタリー映画が好きなので、そんな感じの本なのかなと思ったのだが、まあそんな感じでした。
ただ、安易に菜食主義を勧めていたり、肉食を否定しているわけじゃなく、淡々と現実を伝えている姿勢はかなり評価できるんじゃないかなと思う。
そもそも我々は自分が食べているものについて何も知らなさ過ぎるんだよね(´_ゝ`)
知ったところで貧乏な人たちには選択肢なんてないし。
あと、工場集約型の畜産は、必ず強いウイルスを生み出すことが色んな科学雑誌とかで予言されてたことにも触れられてて、コロナは必然だったのだなと改めて思った。
まあこの辺は『サピエンス全史』か『銃・病原菌・鉄』のどちらか忘れたけどそういうのでも触れられてたし。
ただ予言が外れてるのが、そうしたウイルスが猛威を振るった場合、死者のほとんどは途上国の人々だろうという点。
今のアメリカの状態を誰が予想できただろうか。
まさか世界ナンバーワンの先進国が一番の死者を出してるなんてね。
とにもかくにも、以前テレビで専門家が「コロナが収まっても、同様な強力なウイルスは出現する」って言ってたけど、今の「食」に対する人々の認識が変わらなければこの予言も必ず当たるだろうね(´_ゝ`)