『ワン・バトル・アフター・アナザー』観てきた(´_ゝ`)
これは人を選ぶ映画やね。
俺は面白かった。
というか刺さったし響いた。
珍しく「負け犬の映画」なので、若い人には「長いわりに意味わかんね」ってなるかもしれない。
2時間50分もあるが、納得のいく形で結末を迎えるわけじゃないし。
いや、俺は納得いってるけど、よくあるパターンの展開ではないからね。
間違えちゃいけないのは主人公サイドが「悪」であって、そのなかで唯一そうでないのが娘だけなので、都合のいい話にはならんわな。
娘が抱えた運命の負債が、否応なく重くのしかかってくる人生の理不尽。
親が好き勝手したツケを子が払うという、人によっては本当にイヤ~な展開。
とにもかくにも、想像していたストーリーではなかったけど期待通りに面白かった。
まあ、ディカプリオ、ベニチオ・デル・トロ、ショーン・ペンを揃えておいて凡作になることはないでしょ。
ところで今作では「フレンチ75」という極左テログループが主人公たちの所属している組織なわけだけど、左派リベラルの連中はどういう感想を持ったんだろうか(´_ゝ`)