いまはサイトを作る際にいろいろなソフトがあって簡単にサーバへのアップロードまでできるが、かつては公開まではいくつものソフトを組み合わせるのが普通だった。
んでもっとも簡単な形でサイトを作成する場合は、無料のレンタルサーバを借り、メモ帳で自分でHTMLタグを打ちながらテキストベースのページを作り、FFFTPなどのファイル転送ソフトでアップロードしていた。
さて、ご多分に漏れず、俺も学生時代とか金のない時代は無料サーバにクソみたいなサイトをたくさん上げてた。
そして無料サーバの厄介なところは、サポートが一切ない点だ。
あるところもあるが、ほとんどの場合、無料で借りている以上期待できない。
勝手にサーバのシステムをアップデートされ、その結果、サイトになにがしかの不具合が出てしまうことなどしょっちゅうだった。
俺の場合、なぜかFFFTPでの更新が一切できなくなるという不具合に見舞われた。
ファイルをアップロードもできないし、ダウンロードも削除もできない。
そうなるともう放置するしかない。
広大なネットとはいえ、いつまでも俺のクソを放置してリソースを無駄にしておくのはしのびないと頭の片隅にはあった。
んで先日、急遽天明が。
「ほかのFTPソフト使えばいいんじゃね?」
試しにWinSCPというソフトをインストールして使ってみた。
あっという間にファイルをすべて削除(しかも「ダウンロードして削除」といううれしい機能)完了。
クソは綺麗になった。
ちなみに一番古いファイルの更新日時は2002年4月16日だった。
20年以上の時を経て処理されたクソである(´_ゝ`)